5月8日の日記

2005年5月8日 日常
この日記に、自分のことを書こうかどうしようか迷っていたけど、
少しずつ、書いてみることにしよう。

私が網膜色素変性症と告げられたのが21、2歳の頃だから、
あれから25年ほど経っていることになるのね。
視野がだんだん欠けて来て、最終的には見えなくなる病気。
ただ進行がかなりゆっくりしているので、ある程度の歳になるまで
視力が残っていることもあるかもしれない、とのことだった。
実際、殆んど自覚症状もなく過ごしてきていたので、あんまり
深くこの病気のことは考えないようにしてきた。
でも3、4年前からかな、自覚症状が出始めたのは。
40台半ば、思っていたより早い症状の現われだった。
早い人では若いうちから症状も出始めるそうなので、私の場合
進行が特別早い方ではないが、平均よりは早いらしい。
検査しても確実に視野が狭まっているのが分る。
今はまだ一人で外出出来るけど、それでも横からひょいと
出てくる人にぶつかったり、足元が全然見えないので、
気をつけていないとすぐにけつまずいてしまう。
何より苦手なのは、ちょこまか走り回っている小さな子。
ぶつかるまで気づかないことが多いので、スーパーとかで
買い物をする時は、絶えず目をキョロキョロさせて歩いている。
ただ、この病気の症状のひとつで、暗いところが見えにくい
というのはあまり感じないかな。もちろん健常者ほどでは
ないのだろうけど。

さすがに症状を自覚し出してからは、めげることが多くなった(苦笑)。
日によって、調子のいい日、悪い日とあるのだけれど、確実に
視野が狭まっているのは分るから。
いつまで一人で外出出来るんだろうとか、見えない世界のこととか
考えると、何で私が?とか思ってしまうし。
数年後はどんな生活をしているんだろう?

そして考えるもうひとつのことは…
私はいつまで中居君を見ていられるんだろう、ってこと(苦笑)。
まったくね、他人からしてみたらそんなこと言ってる場合じゃあ
ないだろうって思うかもしれないけど、私には切実なんだもん。
ビデオもDVDも雑誌類も、い〜っぱい貯めてきたのに、
これどうなっちゃうの?って。
やっぱね、あの顔が好きなんだもん。いろんなものひっくるめて
中居君が好きって言っても、あの顔や仕草や何よりダンスが
見れなくなったら…
私にとって中居君は癒しだから。
実際今までもいろいろ辛かった時期に、どれだけ助けて
もらったことか。

まあ、しばらくは大丈夫だろうから、なるべくクヨクヨしないように
しようとは思っているけれど。


アミ様、リンクさせていただきました。
もうずっと以前から、日記拝見させていただいています。
実は日記に書かれていたY君のことを読んで、思い切って自分の
ことを書くことにしました。
いろんな意味でいいきっかけになるのかもしれません。
どうぞよろしくお願いします。
それからお気持ち多少分ります。私の場合は娘二人なのですが、
子供が巣立っていく寂しさは、これはもう何ともいえないものが
ありますものね。でも男の子に対する気持ちとは多少違うかな?
って気はしますが。早くお元気取り戻せますように。
 

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